みなさん、こんにちは。院長の入江です。

今月はスポーツの秋に多いケガ、足首の捻挫の予防策についてお届けします。

足首の捻挫を防ぐには、次の３要素が重要です。

１つ目はО脚です。

つま先が外を向いた状態で歩いたり走ったりしていませんか？

靴の減り具合に極端な内外差はありませんか？

身体の使い方を知り、治療で改善を図るとともに、靴の買い替えも検討しましょう。

２つ目は足裏の感覚神経の鈍麻です。

足裏には足底部から感覚受容器のメカノレセプターが複数点在しています。

このセンサーは身体のバランスを保ち、姿勢を調整しています。

冷え症で素足になれない方は要注意です。

屋内では素足で過ごす習慣を。難しいようでしたら素足で青竹踏みがおすすめです。

３つ目は体重の急な増加です。

こちらにもご注意ください。

歩行時に片側の足首にかかる負荷は体重×２．１倍。

60kgの方であれば、１２６kgの負荷が片足にかかります。

さらに１kg増えると２．１kg増となりますので、１２８．１kgかかることになります。

これを考えると食欲も落ちそうです。

負担が増えれば、ケガのリスクも増えることは容易に想像できます。

これら３要素に気をつけてケガの予防に努めましょう！